2020年1月 部内勉強会のご報告テーマ：肩関節周囲炎に対するリハビリテーション

●項目

肩関節周囲炎の原因・病態・神経分布

肩関節障害に対する運動療法で必要なこと

疼痛について（発生時期・発生要因）

肩関節周囲炎の病期分類

夜間痛の解釈と治療方法（骨内圧・肩峰下圧について）

急性期の理学療法（ポジショニング・リラクゼーション・患部外エクササイズ・アライメント指導）

慢性期～回復期の理学療法（関節包靭帯について　骨頭と関節窩の位置関係）

●実技

腱板リラクゼーション

上前方支持組織癒着剥離操作・上後方支持組織癒着剥離操作

腱板疎部・上前方・後上方・後下方・後方関節包・腋窩陥凹ストレッチ

●まとめ

　今月は、肩関節周囲炎について3回に分けて講義・実技講習会を行っていただきました。肩関節周囲炎の病態や障害像を理解するとともに、病期別の運動療法や評価時のポイントについて講義していただきました。また、実技では臨床上での応用方法や実際の担当患者についてのディスカッションが行うことができて、有意義な時間となりました。

　内容がすべて終了できなかったため、来月も引き続き肩関節周囲炎について講義を行ってもらう予定です。