2021年11月部内勉強会のご報告　テーマ：「足関節骨折後のリハビリテーション」

●項目

〈講義〉　

①足関節の解剖・運動学　②足関節骨折の病態　③足関節拘縮について

④急性疾患・慢性疾患の違い　⑤組織損傷の修復過程について

⑥Lauge-Hansen分類と軟部組織損傷について　⑦評価（関節性・骨性・皮膚性・筋性・神経原性）

⑧治療プログラム(関節性・骨性・皮膚性・筋性・神経原性)

〈実技〉

①長母趾屈筋・長趾屈筋滑走訓練　②三角靭帯・後距腓靭帯・後方関節包ストレッチ　

③伸筋支帯・pretalor fat padの柔軟性改善

●まとめ

今回は、足関節骨折後のリハビリについて勉強会を行っていただきました。講義では、基本的な解剖・運動学と足関節骨折の病態・分類の説明をして頂きました。また、足関節拘縮を引き起こす制限因子を関節性・骨性・皮膚性・筋性・神経原性に分けて考えることの重要性と方法を紹介していただきました。

　実技では長母趾屈筋・長趾屈筋・靭帯・伸筋支帯・pretalor fat padの触診と評価・治療方法の紹介があり、今後の臨床活動につなげていきたいと思います。来月は、アキレス腱断裂後のリハビリについて勉強していく予定です。