テーマ：「症例検討会：右脛骨感染性偽関節術後」

●項目

＜目的＞

臨床経験1年目から3年目の卒後教育、3年目以上のアウトプットによる知識定着、臨床技術向上

〈内容〉　

1）開催回数：月2回（8月17日、8月24日）

2）時間：1回（50分）

3）1回目

　・右脛骨感染性偽関節術後の患者さんの症例発表

　・問題点、難渋している点の提示

　・質疑応答

　・3グループでのディスカッション

4）2回目

　・各グループ内で前回の復習、質疑応答への答え確認、新たな意見・考察の集約

　・白板への書き出し

　・グループ内で作った問題点等についての提案発表

　・まとめ、総括

●まとめ

　今回、右脛骨感染性偽関節術後に左脛骨遠位で切断となった症例に対してどのような治療、介入を行ったかについて症例検討を行っています。今回の問題点としてはリハビリテーション中（訓練、自主訓練、移乗・移動時等）やADL動作指導、断端管理方法等に注意する事、リスク管理方法、訓練内容の振り返りをグループでディスカッションしています。様々な意見交換が出来、他の部門との情報共有、共通認識をはかることが出来たと思います。また、患者様の立場で、気持ちや考えなど精神面・心理面に対しても考察、意見交換をしています。今後も本勉強会で出た知識や考察、意見をさらに深めると共に患者様に寄り添える医療を提供出来るように臨床・治療に活かして行きたいと思います。